マイク・タイソンが見た天国と地獄。。。

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1988年3月21日、トニー・タップスを迎えての
マイク・タイソンの世界ヘビー級防衛戦、
完成したばかりの東京ドームは5万人以上の
観客で埋め尽くされた。

これが東京ドームでの当時の試合



後楽園球場がなくなり東京ドームができた。
ドームのこけら落としにすごいやつが来ました。

そう、マイク・タイソン世界ヘビー級チャンピオン。
史上最年少20歳と5ヶ月でWBCヘビー級王座につく。

34戦34勝無敗の強さだった。

テレビ中継で東京ドームでの試合は日本中がこの世紀の一戦を
見守った。

ところが・・・なんと2ラウンド2分54秒でタイソンのＴＫＯ
勝利。

うん十万もするリングサイド席の客がトイレでおしっこして
帰ってきたらもう試合が終わっていた。！？という
笑える話もあります。強すぎたタイソン。ｗｗｗ

夜のスペシャル番組は間が持たずにKOパンチのシーンばかりを
繰り返していたという。

（前半ここまで）





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（後半はここから）
しかし思えばこれがタイソンの強さの絶頂期だった。2年後の
ジェームス・ダグラスに10ラウンドKO負けしたのが

同じ東京ドームだったのは皮肉だった。

マイク・タイソンははその後転落の一途をたどる。

翌91年、レイプ容疑で逮捕、3年間の服役
リングに戻るも相手ボクサーへの耳噛みつきで反則負け、

03年暴行容疑で再逮捕、破産申請、飲酒運転、コカイン
使用所持などなど。

彼はニューヨークで生まれ
2歳で父親が蒸発、16歳で母親が他界、姉も心臓麻痺でなくなっている。

12歳までに51回も逮捕された。

少年院送りとなり更生プログラムでボクシングに目覚め
世界王者に。

マイク・タイソンの人生は貧しい黒人少年が
こぶし一つでどん底から這い上がるサクセスストーリーだ。

しかし転落する。

その契機となったのが東京ドームでタイソンはボクサーの天国と地獄を
見たのでした。

ちょうど昭和の終わりと平成のはじめの東京ドームだった。


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タグ：マイク・タイソン　天国と地獄